FM大阪、TOKYO FM、FM AICHIの3局ネットでオンエア!
月替わりで全国の大学へ伺い、大学生のみなさんが取り組む活動や研究をご紹介する番組です。
DJは、シンガーソングライターの サカグチアミ が担当✨
今月は… 京都府宇治市の 京都大学 宇治キャンパスへ!
先週に引き続きお話を伺ったのは、
京都大学 大学院 工学研究科 修士2年 鈴木悠一郎さんです☺

将来、気候変動の影響が大きくなることで、
台風は現在よりも強くなると予測されています。
それに伴って、高潮は台風の勢力に大きく左右されるため、
規模の拡大や被害の深刻化が進む可能性があるとのこと。
実際の高潮被害の例として、
平成30年の台風21号で、関西国際空港の滑走路が浸水したケースが挙げられます。
このような被害は頻繁に起こるものではありませんが、
発生すると甚大な被害をもたらすのが高潮の特徴となっています。
そこで鈴木さんは、
気候変動が進む中で想定される深刻な浸水被害や、
それに伴う二次災害に対する防災・減災の研究に取り組まれています。
現実に起こりうる最大クラスの高潮を再現・予測する計算モデルを開発し、
それを用いて、将来的に高潮の高さがどのぐらいになるのかなどの
高潮の規模の評価を行っているそうです。
平成30年の台風21号の際、大阪湾での高潮は2.5mほどとなりました。
しかし鈴木さんの研究の成果によると、これが2050年までに、
大阪湾・伊勢湾では8mほど、東京湾では4mほどに達する可能性があるそうです。
また世界的に見ていくと、中国の沿岸部である南シナ海やメキシコ湾のあたりでは
それを超えるレベルの高潮が発生する可能性もあるとのこと。
今後は、このモデルの結果と海面上昇を考慮した
沿岸部での高潮の浸水リスクについても調査していきたいと考えているそうです!
起きないことを祈りますが、こういった予測があれば、
ハザードマップの作成など、もしもの事態に備えることができますね。
鈴木さん、2週にわたってありがとうございました!
