FM大阪、TOKYO FM、FM AICHIの3局ネットでオンエア!
月替わりで全国の大学へ伺い、大学生のみなさんが取り組む活動や研究をご紹介する番組です。
DJは、シンガーソングライターの サカグチアミ が担当✨

今月は… 神奈川県横浜市の 東京科学大学へ!

先週に引き続きお話を伺ったのは、
東京科学大学 情報理工学院 博士課程3年 古井海里さんです☺
計算機やAIを使用し、新しい薬を効率よく開発するための研究に取り組まれています!

画像: 5/10(日)東京科学大学 2週目

薬の開発では、病気に関係するタンパク質に対して
どの化合物が最も強く結合するかを見つけ出すことが重要。
ですが、その候補となる化合物は、10の60乗ともされるほどの膨大な数となり、
実験でひとつひとつ確かめるには、莫大なコストと時間がかかるんだそうです。

そこで新薬開発の初期段階では、効き目のありそうな候補を絞り込む、
「化合物スクリーニング」という処理が行われます。
この絞り込みを行うことで、新薬の候補になりそうな「ヒット化合物」が見つかります。
それをもとに、目的のタンパク質への結合力を強くしたり、
薬として望ましい性質をもつように改善していき、
新薬の候補が作られていくんだそうです。

そして、スーパーコンピュータを使ったシミュレーションで
タンパク質への結合やエネルギーを計算することで、
わざわざその化合物を作って実験しなくても、
効き目があるかどうかを調べることができるんだそうです。

また古井さんは、「バイオインフォマティクス」という
AIを使った抗体医薬品の設計・改良にも取り組まれています。
抗体とは、体内で異物を攻撃する免疫タンパク質の一種で、
治療が難しかった癌などにも効果を発揮できるため、近年急速に注目が集まっているとのこと。

しかし、この抗体の作り方は組み合わせはおよそ10兆通りとされていて、
膨大で実験では試しきれません。
そこで、タンパク質のパターンを学習したAIを活用し、
「次に試すべき形」を提案させることで、
少ない実験で効率良く、より良い抗体を見つける仕組みを開発されました!

この分野は近年急速に成長しており、
例えば「AlphaFold2」というタンパク質立体構造を
アミノ酸配列だけから高精度で予測するAIは、
2024年にノーベル化学賞を獲得されています。

来週も引き続き、古井さんから伺います!

番組の情報や収録の模様は、
カレナレ公式Xでアップされています!

今週の放送はradikoタイムフリーでも聴くことができます!

This article is a sponsored article by
''.