飲酒運転を撲滅させるべくFM OSAKAが2007年にスタートさせ、「STOP! DRUNK DRIVING」を合言葉に今年で10年目を迎えた“SDDプロジェクト”。
その集大成として、19日の日曜に大阪城ホールで応募総数20万人の中から選ばれた1万1千人のSDDメッセンジャーを迎えて行われた『LIVE SDD 2017』は、節目にふさわいしい豪華なラインナップに加えて、ココでしか観れない貴重なコラボも数多く実現。トークなどを挟みながら4時間半近くに及んだステージは、あらゆる世代の音楽ファンを熱狂させる多彩なヒット曲とパフォーマンスの連続とともに真摯なメッセージを伝えるスケールの大きなものとなった。
全国145万人のSDDメッセンジャーが選抜!『LIVE SDDメッセンジャーズ・アーティスト』
まずは開演前のオープニング・アクトとして、今年の『LIVE SDDメッセンジャーズ・アーティスト』に選ばれた2人の女性シンガーが登場。可憐な歌声の村本れいが「代わりないもの」、アコースティック・ギターを手に登場したMiyuuが「Where we’ll be」を爽やかに響かせた。

【LIVE SDDメッセンジャーズ・アーティスト】左から 村本れい、Miyuu
-TRF-鉄板ヒット・チューンを惜しみなく連打!
そして、本編の幕開けを飾ったのは、SDDプロジェクトリーダーも務める10回連続出演のTRF!冒頭から盛り上がり必至の「Overnight Sensation」で一気にヒートアップさせ、切なくも力強いYU-KIの歌声と巧みなダンスで城ホールを巨大なダンスフロアへと塗り替えると、客席にシンガロングを求めながらの「BOY MEETS GIRL」、「survival dAnce ~no no cry more~」と鉄板ヒット・チューンを惜しみなく連打。

TRF
曲間にはしっかり“飲酒運転撲滅に向けて、みんなで頑張っていきましょう!”とメッセージを挟み、圧巻のステージで集まったメッセンジャーたちの一体感を高めた。

TRF YU-KI
ココで総合司会を務める小倉智昭とFM OSAKAのDJ陣が登場し、全国約145万人のメッセンジャーの中の1万人が集まっていることや“10年を新たなスタートの年に”との新たな決意がスピーチされると、続いてのオン・ステージはMINMI

左から DJ 大塚由美、小倉智昭、DJ 遠藤淳、DJ 赤松悠実
「The Perfect Vision」で幕をあける!ーMINMIー

MINMI
キラキラと光るエメラルド・グリーンの衣装に2人の女性レゲエ・ダンサーを従え、彼女の存在を大阪のダンスホール・レゲエ・シーンから一気に全国区にしたキラー曲「The Perfect Vision」で幕を開けると、軽快なレゲエ・グルーヴが心地よい「I Love You Baby」、そしてアッパーなソカのビートを伴って「シャナナ☆」へ。

MINMI
MCでは飲酒運転をゼロにできることを信じる大切さを語り、熱いステージで盛り上げてくれた。
デビュー5周年を迎えるー家入レオー
今年初ライブ!
一転して黒とグレーのシンプルな着こなしで登場した家入レオは、第95回全国高校サッカー選手権大会の応援歌として書かれた最新曲の「それぞれの明日へ」から力強くスタート。

家入レオ

家入レオ
SDD LIVEには4度目の登場とあって、MCでは飲酒運転撲滅のメッセージを“私は(あえて)明るく伝えていきたい”と彼女らしい言葉で語り、メロディの良さが映えるバラード調の「君がくれた夏」を披露。ラストは“盛り上がっていくよ!”と煽ってロック・チューンの「Shine」を聴かせ、デビュー5周年を迎えた彼女にとって今年初のライブを、共に歩んできたとも言えるSDD LIVEで飾った。
新曲「夕轟」をライブで初披露!-moumoon-
続いて登場したのは、こちらも今年にデビュー10周年を迎えたボーカルのYUKAとギターのMasakiによる男女デュオのmoumoon。アコースティック・ギターと歌だけによるシンプルな編成で、70年代洋楽のフォーキーな名曲を思わせるような「Sunshine Girl」を休日の午後らしい心地よさでサニーに聴かせると、続いてはライブで初披露となった新曲「夕轟」をプレイ。

moumoon

moumoon YUKA
タイトル通りにこれまでとはまた違った叙情性を感じさせる新境地を示し、4年ぶりの出演で存在感を示した。
小倉が再登場してのトークでは、MINMIが“去年より落ち着いて楽しめた”、家入が“360度ステージに戻ってくるとパワーをもらえる”、moumoonのYUKAは“昨年に運転免許を取ったことで、この呼びかけにも実感がより増した”とコメント。
子供たちのメッセージー『SDD全国こども書道コンクール』
続いて、全国の子供たちがSDDプロジェクトへのメッセージを書道で表現した『SDD全国こども書道コンクール』の今年の最優秀作品の紹介へと移り、北海道~東北、関東~北陸・中部、近畿~中・四国、九州~沖縄の全国4エリアから選ばれた作品とその受賞者がステージ上で紹介された。

『SDD全国こども書道コンクール』受賞者を紹介
古代文字なども使ってのインパクトのある工夫と、子供ならではのストレートなメッセージに満ちた力作の数々はどれも素晴らしく、大阪発信で世代を超えて全国に着実に広がり続けるプロジェクトの充実ぶりも改めて実感させてくれた。
初登場!-Da-iCE-
パワフルなボーカルと切れ味の鋭いダンスで熱狂!
そして再びライブ・ステージに戻ると、出演前に流されるビデオ・メッセージからひときわ大きな歓声が上がってさらなる人気急上昇ぶりを窺わせたDa-iCEが登場。

Da-iCE

Da-iCE
赤と黒で統一されたコスチュームで5人のメンバーが勢いよくステージに現れると、それそれに4オクターブの声域を持つパワフルなツイン・ボーカルと切れ味の鋭いダンスで熱狂を誘う「恋ごころ」へ。

Da-iCE
続いて、MCで“皆さんが持っているルミカライトを使ってひとつになれたら”と前置きしてアッパーでトランシーなビートを伴った「パラダイブ」へと突入すると、“もっと大きく(振って)!”と1万人を煽りながら一気に熱狂のピークへと駆け上がった。
初登場!-NMB48-
「365日の紙飛行機」を感動的に披露!
そんなヒートアップした城ホールに、続いてキュートな16名のメンバーで舞い降りたのが地元の大阪・難波発のNMB48!

NMB48

NMB48
壮大なイントロからの「ナギイチ」「ドリアン少年」というヒット曲の連打で華やかかつダンサブルに盛り上げると、“飲酒運転をしない。当たり前のことなんですけど、ひとりでも多くの人にこのメッセージを届けられるように歌います”とのMCで想いを込め、NHK朝の連続テレビ小説の主題歌としておなじみとなった「365日の紙飛行機」を感動的に披露。

NMB48
ともに初登場となった若く勢いのある2組が前半のクライマックスをしっかりと務めた。
⇒後編も熱いライブを展開!LIVE SDD だけのスペシャルコラボレーションも!
「タイムフリー聴取機能」で過去の放送が聴ける!
3月9日放送した「遠藤淳のYou've Got a Radio!」~LIVE SDD 2017 アンコールスペシャル」では、「LIVE SDD 2017」のライブ音源を一挙オンエア!
raidikoの「タイムフリー機能」では、放送終了後1週間に限り、いつでもお聴きいただけます。

