画像: 第6番札所「壷阪山 南法華寺(壷阪寺)」をご紹介しました

今週は、奈良県高市郡高取町にあります、西国第6番札所「壷阪山 南法華寺」をご紹介しました。
縁起によれば、703年に弁基(べんき)上人が壷阪山で修業していたところ、愛用していた
水晶の壷の中に観音菩薩を感得して自ら観音像を刻み、創建されたと伝わっています。
ご本尊の十一面千手千弦観世音菩薩は、古くから眼病回復の信仰を集めており、桓武天皇や
一条天皇も眼病平癒の御祈願に訪れたそうです。

現在のご本尊は、十一面千手千眼観世音菩薩で、室町時代に造られたもの。
本堂である「八角円堂」に祀られています。
奈良の平城京を開いた元正(げんしょう)天皇が壷阪寺にお参りをして眼病の治癒を祈ったと
伝えられ、白鳳時代から”壷阪観音”として親しまれてきました。『壷坂霊験記』も有名ですよね。
正面向かって右にある赤い玉を持った手が「日摩尼手」で、眼を救う御手。
ご本尊は、常時開帳されているので、いつでも間近に見ることができます。
また、12月6日(日)まで、「壷阪観音お身拭い特別参拝」が行われていますよ。

境内には、高さ20メートルの大観音石像や、8メートルの大涅槃石像、壷阪大佛といわれる
大釈迦如来石像など、インドからやってきた大きな石像仏が点在しています。
「天竺渡来大石像めぐり」というスタンプラリーも開催されており、14カ所すべての
スタンプを集めると、記念品がいただけます。

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