第28番札所「成相山 成相寺」をご紹介しました!
京都府宮津市にある標高569メートルの「鼓ヶ岳」中腹に位置する「成相寺」は、日本三景の一つ「天橋立」を望む景勝地にあり、西国最北端のお札所と言われています。元々は日本古来の山岳宗教の修験場で、704年に文武天皇の勅願により、真応上人が創建したと伝えられています。
「身代わり観音」や「美人観音」として信仰されているご本尊は、秘仏「聖観世音菩薩」。平安時代に造られた木造の仏様で、33年に一度ご開帳されています(次回のご開帳は2038年予定)。
本堂は江戸中期の1774年に建てられたもので、京都府の指定文化財。内陣には、左甚五郎の作と伝わる「真向の龍」を安置。龍は一般的に横顔のものが多いですが...