画像: 第26番札所「法華山 一乗寺」をご紹介しました!

今週は、兵庫県加西市の第26番札所「法華山 一乗寺」をご紹介しました。一乗寺は、650年に天竺(インド)から紫雲に乗って飛来した法道仙人による創建と伝わっています。

天竺から観世音菩薩像と仏舎利と鉄鉢のみを持ってきた法道仙人は、この鉢を自由自在に飛ばして米などの布施を受ける「飛鉢の術」という能力があり、貧しい庶民を救って「空鉢仙人」と呼ばれていました。

病にかかっていた孝徳天皇がうわさを聞きつけ、宮中に仙人を呼んで、法力で病を治してもらったそうで、650年に孝徳天皇が法華山に金堂を建て、「一乗寺」の寺号を与えたと伝わっています。988年には花山法皇が行幸し、金堂を「大悲閣」と命名。西国札所となりました。

境内は、拝観受付から本堂まで、162段の石段が真っすぐに続いており、その途中には、国宝の「三重塔」があります。三重塔は、平安末期の1171年に建てられたもので、ずっしりと安定感のある優美な姿。下から見上げても良し、本堂へ上がって上から見下ろしても良し。特に紅葉の時期は絵になりますよ。

三重塔から、さらに石段を上がると、舞台造(懸造)の本堂にたどり着きます。本堂は孝徳天皇が建てたものから数えて4代目。1628年に姫路藩主の本多忠政により再建、国の重要文化財に指定されています。ご本尊は、聖観世音菩薩像で秘仏となっており、開帳は不定期。白鳳時代のもので、国の重要文化財に指定されています。

毎年4月4日と11月5日に公開されている「宝物館」では、白鳳時代に作られた「お前立ち本尊・聖観世音菩薩像」、「法道仙人木像」など、数々の寺宝が収容されています。定例拝観日以外にも、希望日の2週間前までに往復はがきかFAXで事前予約すると、見学することができますよ。宝物館の入館料は、別途500円が必要。

また、秋の特別拝観として、昨日11月14日から11月23日まで、「国宝聖徳太子及び天台高僧像10幅 複製完成記念展」を開催しています。一乗寺に伝わる「聖徳太子及び天台高僧像」は、国宝に指定されており、奈良国立博物館や東京国立博物館などに寄託されていますが、今回は、その完成した複製が、一堂に展示されています。

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