画像: 第28番札所「成相山 成相寺」をご紹介しました

京都府宮津市にある「成相寺」は、鼓ヶ岳の中腹にあります。日本古来の山岳宗教の修験場として信仰を集めてきた土地で、704年に文武天皇の勅願により、真応上人が創建したと伝えられています。

ご本尊は聖観世音菩薩で、秘仏で33年に一度、ご開帳されます。「美人観音」や「身代わり観音」と呼ばれていますが、身代わり観音の逸話は、あの『今昔物語集』にも収められているのだとか。

現在の本堂は、江戸中期の1774年に再建されたもので、内陣には、江戸時代初期の伝説的な彫刻家・左甚五郎作と伝わる「真向の龍」が安置されています。雨乞いのために奉納されたもので、真正面を向いた龍は珍しいそうですよ。

「天橋立」を一望できる絶景が素晴らしいお札所です。さらに上がったところには「パノラマ展望所」があり、土日祝営業の「カフェ美人茶寮」でゆっくりと景色を楽しんでみては? 厄除けの「かわらけ投げ」もおすすめです。

毎年8月9日には、「千日まいり」もおこなわれています。「千日まいり」とは、1日の参拝で、千日分のご利益がいただける日のこと。今年は諸事情を鑑み、火渡り修行は行われないそうです。詳しくは、成相寺産のWEBサイトにてご確認ください。

【お知らせ】来週、8月8日(日)は、夜7時からの放送です!

来週、8月8日(日)は、オリンピック特別番組にともない、夜7時からとなります。改めて「西国三十三所/千日まいり」についてご紹介しますので、お楽しみに!

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