「SDGs」とは、世界が抱える様々なな課題を
2030年までに解決するため国連で話し合われた
17の国際目標のこと。
このコーナーでは、「SDGsの17の目標」を紹介しながら、関連する「最新ニュース」や「話題」を、皆さんと一緒に、考えています。
「大阪・関西万博」の開催まで約3年半
「東京オリンピック・パラリンピック」も終わり、
「大阪・関西万博」の開催まで約3年半
「大阪・関西万博」では、「EXPO for SDGs」を掲げていることから、
SDGsの達成に貢献する「技術」や「価値観」の提案が期待されています。
その内容が徐々に明らかになってきました。
1つめは…
「会場の温暖化ガス排出量実質ゼロ」
SDGsの達成といえば、温暖化ガス排出を減らす取り組みが欠かせません。
「温暖化ガス排出量をゼロにする」…と言葉でいうのは簡単ですが、
「大阪・関西万博」が開催されるのは4〜10月。
猛暑の日もかなりあるでしょう。
しかも、来場者約2,820万人を見込む大規模イベント。
「EXPO2025グリーンビジョン」
と呼ばれるプロジェクトの
「中間とりまとめ」では、
●水素やアンモニアによる発電、
●二酸化炭素と水素で「メタン」を生成する仕組みなど
約20の技術がリストアップされています。
このような環境下で、
カーボンゼロを実現するのは容易ではありませんが、
達成できれば温暖化に立ち向かう世界に、
大きなインパクトを与えられます。
2つめは…
「会場周辺で運行する空飛ぶ車構想」
これは、万博会場周辺の「大阪ベイエリア」で運行を目指すエアタクシーサービスです。
大林組や関西電力など、5社が連携して立ち上げたプロジェクトが、
「空飛ぶ車」の実現を目指しているんですが、5社それぞれが得意分野を生かし、
空飛ぶ車の実現を進めていく…
という枠組みです。
例えば、参加企業の1社であるベンチャー企業・skydriveは、空飛ぶ車や、物流ドローンの機体開発メーカーとして、モビリティの手配や、飛行のオペレーションを担当します。
また、近鉄グループホールディングスは、空飛ぶ車のサービスモデルや
周辺施設との連携の検討を進めていく…といった具合です。
3つめは…
「会場の夢洲と大阪市内を結ぶ水素船」
現在、カセットこんろでおなじみの岩谷産業と、
関西電力が連携して
大阪・関西万博で運航予定の水素船
(乗客150名規模)を開発中です。
※ちなみに、岩谷産業は水素分野をリードする企業で、国内販売シェア約7割を占めています。
再来年頃には完成予定と発表されているんですが…
水素船はEVと同様、
二酸化炭素の排出がなく騒音の少ないメリットがあります。
この水素船が実現すれば、会場の夢洲と大阪市内を結ぶことになります。
ほかにも、
「パビリオンの建物内部の温度を下げる素材」
や
「最先端の医療技術を体験できるパビリオン」
なども、
複数の会社がそれぞれの得意分野を発揮しながら進める
「協業スタイル」です。
大手企業が連携するプロジェクトも多いのですが、
一部では、ベンチャー企業がメインの技術を提供して、
それを大手企業がサポートするような形もあります。
日本にはGAFAのような独占的な競争力を持つ企業はありませんが、その分、専門分野に特化した連携が得意な会社がたくさんあります。
この連携力をフルに活用すれば
「SDGs達成の突破口」を世界に提案できるかもしれません。
SDGs達成で大きな影響を与える万博になるよう、見守り、協力したいモノです。
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