古いアメリカのお話を講談にしました。

なので「機械と人間」について考えてみました。
産業革命で機械は人間に変わる労働力として確立していきました。

ここで問題なのは機械に休息はいらない。人間に休息は必要。
この物語で、ジョン・ヘンリーは機械に勝ったのだが、命を失ってしまう。
そうなると、機械は悪者になって「潰せ」となってしまいます。
これは、機械を何かに置き換えてみると良いのかなと思います。

ここに資本主義の問題があると思います。
資本+機械は大きな利益を生みます。
大きな利益を生むためには、人間は非効率なわけです。
さらにマーケットを大きくする。
莫大な資本と機械が結託した時、マーケットは世界に広がっていきます。
なぜなら、マーケットは限られています。そこに侵略が関わってきます。

しかし、最大マーケットはどこまでいっても「地球」です。
限界はある。金儲けには限界があるわけです。

「命の次に大切なものはカネだ」と考える方はどんどん増えています。
都市部に住む人にその傾向ははっきりと出ています。
都市部では生きていくのにお金がかかるということなんでしょう。
しかし、便利にも勝てない。
人間の欲はどこまでも広い。と感じざるを得ませんでした。
命の次に大切なカネを稼ぐために、ストレスを抱え、
命を削りながら生きていることに、矛盾を感じてしまうのです。

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