各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」

今月は、和歌山県和歌山市にあります
「和歌山大学」におじゃましています!

お話を伺うのは、この方…
和歌山大学 観光学部観光学科 3 年
佐野穂奈美さんです。

画像1: 4/2(日)「マクセル meets カレッジナレッジ」

よろしくお願いします!!

観光学部観光学科では、どのようなことを学ばれているんですか?

特徴的な学びとして日本の伝統文化は重要な観光資源ですので、
茶道の歴史や作法について学んだり、
大学の地域連携プログラムに参加して地域の課題を解決するという
実践的な学びを行ったりしています。
また、サステナブルツーリズムに取り組む加藤久美教授のゼミにも参加しています。

サステナブルツーリズムとは、なんでしょうか?

サステナブルツーリズムとは、自然災害や世界経済の発展、
オーバーツーリズム、コロナ禍、産業の担い手不足など、
観光業界を取り巻く環境が 目まぐるしく変化するなかで、
観光地の文化や伝統を守りながら観光客を呼び込み、
観光地に住む 住民と観光客の双方に利益がうまれ、
その中で、地域が持続していくような観光の在り方を考え
地域社会の維持・発展や環境保護に取り組むことです。

モノやサービスは、使えればよい、便利ならよい、売れればよい、という方向から
環境やサステナブルといったフィルターを通して判断する方向に変わってきていますよね。
その中で、“観光”も変化を求められている、ということでしょうか?

その中で、加藤教授はその第一線でこの問題に取り組まれています。
また、私自身はその中でもユニバーサルデザインについて学んでいます。
昔の生活の知恵や建物の工夫に凄くヒントが隠されています。
それは SDGs も同じなのではと考えています。

例えば、打ち水もエアコンのない時代に外に水を撒くことで
温度を下げることができるというものなので、
電力を使わないのでエコですよね。

伝統工芸品も その土地に合っているからその土地で発展し、
丁寧に作られていることから長く使用することができます。

サステナブルツーリズム、そして SDGs を考える、
促進するにあたって、その土地の伝統文化にフォーカスすることができ、
その土地の個性を引き出し魅力的な観光地 にすることができるのではと考えています。

地域の伝統や先人の知恵を生かして、持続可能な観光を考えることが、
新しい“先人の知恵”を作ることに繋がるのかもしれませんね。

画像2: 4/2(日)「マクセル meets カレッジナレッジ」

今回はここまでです。
来週も引き続き佐野さんからお話を伺います。
ありがとうございました。

番組の情報や収録の模様は、
カレナレ公式ツイッターでアップされています

今週の放送はradikoタイムフリーでも聴くことができます。

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