各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」

今月は、大阪府堺市にあります
「大阪公立大学 中百舌鳥キャンパス」
におじゃましています!
お話を伺うのは、先週に引き続き…
大阪公立大学大学院 工学研究科都市系専攻 1年
戸谷竜也 さんです。

画像: 7/9(日)「マクセル meets カレッジナレッジ」

戸谷さんは、今年の春に公表された“環境報告書 2022”の取りまとめを
務められていたそうですが、今回の結果を見てどう感じられましたか?

まずは、大阪公立大学として初となる環境報告書を無事に完成させられたことが大きな成果です。
公立大学となり、昨年から統合された旧市大と旧府大のデータや活動資料を得られ、
より広い視野でのデータの分析や記事の作成を行うことができました。

旧大学間ごとにそれぞれ環境に対する良い取り組みが多くあるので、
良い取り組みを公立大学全体に広げることが大学としての
直近の目標であると感じました。

戸谷さんは、大学生活の 4 年間、この活動に携われていましたが、
環境問題について 4 年間で変化したと感じる部分はありましたか?

コロナ禍の含まれた 4 年間でした。
中でも、登校できずリモート授業が中心になった時期は、
必然と中百舌鳥や杉本キャンパスの 年間二酸化炭素排出量が下がる一方、
阿倍野キャンパスは病院が併設されていることもあり、
逆に増加傾向にあるなど、数値からも影響が見て取れました。
2022年度は多くの制限が緩和され、年間二酸化炭素排出量の推移は
コロナ禍前の2019年の数字に戻ってきています。
これからの努力が重要だと考えます。

使用しなければ下がる、という当たり前のことですが、
実際に数字として現れると、なんとかこの数字に近づけなければならないと感じますね。

最後に、戸谷さんの今後の目標を教えてください。

僕自身は大学院に進学したのでこの活動に参加しませんが、今後も取り組みを続け、
環境問題に興味を持ってくれる人が少しでも増えてくれることを願います。

また、僕自身の話なのですが、つい最近古民家のリノベーションを行いました。
この活動を行なっていたおかげで、施工の中での資源の大切さに気づくことができました。
今後もリノベーションやコンバージョンを仕事していきたいと考えているのですが、
自分のデザインを通して、より多くの人に環境について意識してもらえるような
建築家になりたいと考えています。

“環境報告書”は大阪公立大学のホームページで公開されているので、
ぜひリスナーの皆さんもご覧になってみてください。
戸谷さん、2 週間にわたってありがとうございました!

番組の情報や収録の模様は、
カレナレ公式ツイッターでアップされています!

今週の放送はradikoタイムフリーでも聴くことができます

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