各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」
FM大阪と、TOKYO FMの2局ネットでお送りしています。
今月は、東京都文京区にあります
“お茶の水女子大学” におじゃましています。
お話を伺うのは
お茶の水女子大学
理学部生物学科 3年
土井 泉璃 さんです!
![画像: 8/4(日)「マクセル meets カレッジナレッジ」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783627/rc/2024/08/01/713f6f08bbb052b2f8b320d2a3f64b64533fce64_xlarge.jpg)
土井さんは、どのような活動に取り組まれているんですか?
私は、「生活者起点」をテーマに、生活をする人の視点から、身近なSDGsの
取り組みを発信する団体 “OCHA-SDGs 学生委員会”で委員長を務めています。
現在、50名以上が参加していて、
さまざまなSDGsにまつわるプロジェクトに随時取り組んでいます。
「生活者起点」、身近なSDGs活動とは、どういったものなんですか?
身の回りで、すぐに取り組むことができる、意識することのできるような取り組みです。
例えば、私たちが 2022年度から毎年お茶の水女子大学の附属学校園と連携をして、
取り組んでいる『フードドライブ』というプロジェクトがあります。
『フードドライブ』とは、
自分の家では食べきれなかった、または誰かとシェアしたいと思った食品を回収して、
生活支援を必要とする方などに無償で届ける取り組みです。
昨年は大学と附属学校園全体でなんと 200キロもの食品が集まりました。
200キロですか!?すごい量ですね。
はい、これは、ただ食品ロスを減らす、と言う目的だけでなく、
学生のうちから、『食品ロス』という問題に触れてもらったり、
他者と助け合う経験をしたりすることによって、
今後、少しでもSDGsを当たり前のものとして実践していって欲しいと考え実施しています。
ただ、この活動でむしろ私たちが彼らから学ぶことも多くあり、
世代や境遇を超えて協働することの大切さを感じました。
他にも、食堂での“プラントベースフード”の提供、ペットボトル削減のための給水マップの作成、
国連機関の定めた国際デーを全て網羅した"OCHA-SDGs カレンダー"の無料配布など
幅広く身近なSDGs活動に取り組んでいます。
このカレンダーを見て、「あ!今日はこんな日なんだ!」、と思うだけでも、
意識が少し高まりますよね。
はい!SDGsを知っている人は増えてきましたが、
まだまだ実践する人は多くないと思います。
ですがこんなに身近で簡単に取り組めるものなんだと思っていただけたら嬉しいです!
さて、そろそろお時間が来てしまいました。
来週も引き続き、土井さんから詳しくお話を伺います!