「トレンドラボ」のコーナー、水曜日のテーマは「ヘルスケア」です。
第1週 水曜日のテーマは「薬膳」。
薬膳料理家の大原レミさんに、おうちでできる”薬膳レシピ”を紹介していただきます。
今回のレシピは・・・「サバと秋野菜の南蛮風あんかけ」
10月の薬膳のおはなしと食材について
10月になり、ようやく少しずつ体感的にも秋の訪れを感じられるようになりました。
気温が下がり、空気が乾燥し始めると、
体はそれに順応するように自律神経が活発に働きはじめます。
その調節がスムーズに行われるかどうかは夏の養生次第。
夏バテで食欲が減退していたり、冷たいものを摂りすぎていたりした人は、
不調がでやすい時期です。
その反面、秋は一年のうちで一番養生しやすい時期でもあるので、
今のうちに、来るべき冬に向けてしっかりと栄養を蓄えていきましょう。
秋の養生のポイントは、乾燥から身を守り、
からだを内側から潤してエネルギーを蓄えること。
今回は肺の働きを補い、呼吸器トラブル、肌荒れ、便秘を解消する【れんこん】
【メープルシロップ】、
胃腸のはたらきを良くしてエネルギーを補い、
免疫を高める【さば】【きのこ類】を使った
「サバと秋野菜の南蛮風あんかけ」のレシピを紹介します。
「サバと秋野菜の南蛮風あんかけ」の作り方♪
「サバと秋野菜の南蛮風あんかけ」【材料】(2人分)
さば(切身)…2切れ
塩…適量
片栗粉…適量
れんこん…150g
舞茸…1/2パック
しめじ…1/2パック
植物油…適量
A水…50ml
Aしょうゆ…大さじ2
Aメープルシロップ…大さじ1
A酢…大さじ1
A片栗粉…小さじ1
① さばは食べやすいように骨を取り、ひと口大に切って軽く塩をふり片栗粉をまぶす。
れんこんは厚さ1cmの半月切り、舞茸としめじは小房に分けて片栗粉をまぶす。
② フライパンに少し多めの油を入れて熱し、野菜からさばの順にカリッと揚げ焼きをしたら
油をしっかりと切っておく。
③ 小鍋にAの調味料(水・しょうゆ・メープルシロップ・酢・片栗粉)を入れて
よく混ぜ合わせてから中火にかけ、とろみがつくまで混ぜ合わせながら加熱する。
④ 器にさばと野菜を盛り付け、温かいうちにあんをかける。
【POINT!】
◎塩さばを使用する場合は、塩をふる工程は省いてくださいね。
◎野菜から先にあげることで、揚げ油を効率的に使うことができます。
◎揚げ焼きをする時、揚げ初めはなるべく触りすぎずある程度片面が揚がってから
そっと裏返すようにしましょう。
◎お好みであんに唐辛子の輪切りを加えると辛みがアクセントになります。
◎秋野菜はお好みでさつまいもや栗などを加えてもおいしいです。