「トレンドラボ」のコーナー、水曜日のテーマは「ヘルスケア」です。
第1週 水曜日のテーマは「薬膳」。
薬膳料理家の大原レミさんに、おうちでできる”薬膳レシピ”を紹介していただきます。
今回のレシピは・・・「白菜マーボー」

1月の薬膳のおはなしと食材について

冬至が過ぎ、自然界は少しずつ春に向かいますが、実際は厳しい寒さが控えています。
今月ご紹介する、旬の白菜を主役にした白菜マーボーでしっかり食養生しましょう。

白菜は胃にこもりがちな熱をとって胃もたれやむかつきを解消し、
胃腸を元気にしてくれる働きがあるといわれ、年末年始の食生活で疲れた胃腸を助けてくれます。

冬に欠かせない身体を温める食材は、ニラ・ねぎ類・生姜・にんにく・鶏肉・かぼちゃ・
唐辛子・スパイス類。なかでも白菜マーボに使用する生姜とにんにくは、
血行と代謝を促し免疫をアップさせるので、風邪のひき始めにもとっておきたい食材です。
豚肉は熱を冷ますはたらきがありますが、生姜やねぎといっしょにいただくことで
バランスがよくなります。

味付けに使うみそは、体内の余分な水分を排出するのでむくみを取り、二日酔いに最適。
食欲がなくても、おみそ汁だけは食べましょう。

画像: 1月の薬膳のおはなしと食材について

「白菜マーボー」の作り方♪

「白菜マーボー」【材料】(2人分)
白菜…3~4枚(約300g)
豚ひき肉…150g
白ねぎ…1/2本
にんにく…1片
生姜…1片
酒…大さじ2
ごま油…小さじ2
塩…少々
みそ…大さじ2
みりん…大さじ2
豆板醤…小さじ2
水…100ml
水溶き片栗粉…片栗粉大さじ1/2+水大さじ1
ごま油…小さじ2

① 白菜は軸と葉に分け、軸は2cm幅の短冊切りに、葉は約4cm角に切る。
  白ねぎ・にんにく・生姜はみじん切りにする
②フライパンを中火で熱して豚ひき肉と酒を入れて混ぜながら炒め、
  肉の色が変われば片方に寄せ、
  空いたところにごま油・白ねぎ・にんにく・生姜を入れて炒め、
  白菜の軸を加えて塩を振り全体を炒め合わせる。
③みそ・みりん・豆板醤を混ぜ合わせて加え、白菜の葉を加えて全体を混ぜ合わせ、
 水を加えて蓋をし約5分蒸し煮する。
④鍋仕上げに水溶き片栗粉を回し入れ、全体にとろみがつけば火を止める。

【POINT!】
◎白菜は軸と葉で加熱時間を変えることで軸にもしっかりと火が通り、
 おいしく仕上がります。
◎辛いのが苦手なかたは、豆板醤の量を調整してくださいね。
 お子さま向けには、加えずに作ってください。
◎お好みで花山椒などを振るとより本格的な味わいになります。
◎使うおみそによって、白みそならまろやかに、赤みそならコクのある仕上がりになります。

薬膳料理家 大原レミさんについて…

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