8年目の「西国三十三所 Trip around33」。
今週は改めて西国巡礼について、森さんにご紹介いただきました!
養老2年(718年)、奈良県にある長谷寺の徳道上人が、病で仮死状態となり、冥土で出会った閻魔大王から、世の中の悩み苦しむ人々を救うために33か所の観音霊場を開くよう命じられ、起請文と33の宝印を授かりました。現世に戻った上人は、人々に観音信仰を広めようとしますが、なかなかうまく行かず、いまの兵庫県にある中山寺の石櫃に宝印を納めました。
花山法皇が那智山青岸渡寺で修行中、熊野権現から「徳道上人の定めた観音霊場を再興するように」とのご神託を受け、およそ270年の時を経て、中山寺にある宝印を掘り起こします。そして、圓教寺の性空上人、中山寺の弁光上人、石川寺の仏眼上人とともに33の観音霊場を巡礼し、西国巡礼を再興させたと伝わっています。もともと巡礼は、僧侶や修験者がおこなう厳しい修行を意味していました。人々に西国巡礼が広まったのは、仏教が普及した鎌倉・室町時代以降のことです。2019年には、「1300年つづく日本の終活の旅」として、日本遺産に認定されています。
オンエア後1週間は、コチラでもお聞きいただけます。
西国三十三所 Trip around 33 | FM大阪 | 2025/01/12/日 07:00-07:30
https://radiko.jp/share/?sid=FMO&t=20250112070000
第6回 番組バスツアー開催決定!!
まだ詳細は明らかにされていませんが、春ごろに6回目となる番組バスツアーを開催予定!
来週には、日程&行き先を発表させていただきます。
情報が小出しになってしまい恐縮ですが、スタッフ一同、楽しいバスツアーになるよう頑張ります!