
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある「那智山 青岸渡寺」は、すぐお隣の「熊野那智大社」と合せて「熊野三山」を構成する要素のひとつ。2004年(平成16年)に、「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコ世界文化遺産に指定され、昨年(2024年)に20周年を迎えました。
「那智の滝」をはじめとする滝や川、巨岩などに神が宿るとした自然崇拝や観音信仰、補陀落信仰と結びついた「熊野信仰」の霊場として、長い歴史があります。平安時代末期から鎌倉時代にかけては「蟻の熊野詣」といわれるほど、たくさんの人たちがお参りしました。長らく神仏習合の一大修験道場として信仰を集めてきましたが、明治時代初期の神仏分離により「熊野那智大社」と「青岸渡寺」に分かれました。
ご本尊は秘仏で、毎年2月(今年は2月2日)の「節分会」と、4月の第2日曜日の「開山祭」、
8月17日の「お盆西国三十三所御詠歌法要」の際にご開帳されています。
「世界遺産登録20周年」を迎え、昨年9月から「三重塔」の塗り替え工事が行われ、昨年12月26日に美しくよみがえった姿がお披露目されました。塔内は、エレベーターで昇ることもできます。
「三重塔」拝観時間:午前9時~午後4時、最終受付午後3時40分
「三重塔」拝観料 :大人・高校生以上500円、小中学生300円
第6回 番組バスツアーは「青岸渡寺」さんへ!
やっと日程&行き先が発表できました!
3月12日(水)&13日(木)の1泊2日で、
今週ご紹介させていただきました、第1番札所「那智山 青岸渡寺」へお参りします。
バス・宿泊・食事・拝観料、さらに森さんのガイド付き! もちろん谷口も同行いたします。
来週には、料金や応募スケジュールなどもお知らせしますので、ぜひお楽しみに。