画像: 第8番札所「豊山 長谷寺」をご紹介しました。

686年、川原寺の道明上人が天武天皇の病気平癒を祈願して、「銅板法華説相図」(国宝)を造り、現在の五重塔付近、西の岡に本尊として安置したのが始まりとされています。727年には、聖武天皇の勅命により、徳道上人が近江高島から流れ着いた霊木で、二丈六尺(およそ8.6メートル)の十一面観音像を造りました。徳道上人の夢に現れた神のお告げにより、北の山の下にある大岩を掘り出した上に像を安置されたと伝わっています。

現在のご本尊「十一面観世音菩薩立像」は、室町時代 1538年に大仏師・運宗によって造られました。高さ三丈三尺六寸(1018cm)で、木造仏としては日本最大級。国の重要文化財に指定されています。右手に錫杖、左手に水瓶を持って方形の大磐石という台座に立っており、「長谷寺式観音」と呼ばれています。

春の特別拝観

5月6日(火・休)まで『大和観音 はるかぜ回廊』開催中
第6番「壷阪寺」・第7番「岡寺」・第8番「長谷寺」の西国奈良県札所に、
この三ヶ寺ともゆかりの深い「大本山 室生寺」が昨年秋より加わり、四ヶ寺で開催。

7月6日(日)まで「本尊大観音特別拝観」実施中
観音さまのお御足に直接触れてお参りできる機会。入山料とは別に、特別拝観料1,000円が必要。
長谷寺にはい伝わる数々の寺宝を無料公開する「寺宝展」も同時開催。

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