第23番札所「応頂山 勝尾寺」をご紹介しました
727年に善仲・善算という双子の兄弟が草庵を結んだのがはじまりと伝わる「勝尾寺」さん。ご本尊の十一面千手観世音菩薩像は、秘仏で毎月18日に開帳されています。780年に、希代の名工といわれる妙観が1カ月間をかけて、白檀の香木に身丈八尺の「十一面千手観世音菩薩像」を掘ったそうです。
創建当初の名前は「弥勒寺」でしたが、第6代座主・行巡上人が清和天皇の病気を祈願で直し、朝廷から「王に勝った寺」という意味で「勝尾寺」の名前を賜りました。寺側が畏れ多いと「王」の字を「尾」とし「勝尾寺」になりました。
源氏、足利氏、豊臣氏など、時代の覇者が戦の勝利を祈願して足を運んだお寺とされ、試験や病気、選挙、ス...