2019年1月13日放送分【青岸渡寺編】
今週から西国三十三所の札所のご紹介は2巡目。
初回は、和歌山県那智山にある第1番札所「青岸渡寺」をご紹介します。
御本尊は秘仏で、如意輪観世音菩薩。目の前にある那智の滝は落差133メートル、幅13メートルあり日本一の大滝です。
那智の滝を中心にした神仏習合の一大修験道場で、明治初期に青岸渡寺と那智大社に分離したそう。
第1番札所になったのは、「青岸渡寺」がある那智山は、熊野三山のひとつで、平安朝中期から鎌倉時代は、「蟻の熊野詣」といわれ、熊野三山の信仰が盛んになり、65代花山法皇が三年間山中に参籠され那智山を一番にして近畿各地の三十三観音様を巡拝したことにより、西国第一番礼所になったそう...