日本最初の厄よけ霊場、第7番札所「岡寺(龍蓋寺)」
今週は、厄除けで有名なお寺、第7番札所の岡寺さんをご紹介しました。
約1350年前の天智天皇2年(西暦663年/飛鳥時代)に、義淵僧正が天智天皇から
草壁皇子の邸宅だった“岡宮"を譲り受け、建立したと伝わっています。
“龍蓋寺”が正式名称なのですが、“岡宮”の地名から、“岡寺”と呼ばれてきたそう。
龍蓋寺の名前は、村の農民たちを苦しめていた龍を、
義淵僧正がその法力で池に閉じ込め蓋をしたという伝説から。
今も本堂前に「龍蓋池」があるんですよ。
ご本尊の「如意輪観音坐像」は、高さ4.85メートルもある日本最大級の塑像(土でできた像)。
奈良時代に、義淵僧正の弟子筋にあたる弘法大師が造ったも...