画像1: 梅の名所、第十三番札所「石山寺」

石山寺は、『石山寺縁起絵巻』によると、747(天平19)年に、聖武天皇の勅願により
良弁(ろうべん)僧正が創建したと伝わっています。
なんと、お寺自体が巨大な硅灰(けいかい)石という石の上に建っていて、
硅灰石は国の天然記念物にも指定され、パワースポットとしても人気が高いのだとか。

石山寺は”花の寺”といわれるほど、四季折々の花々が楽しめるお寺で、2月中旬~3月下旬にかけ、
境内にある3つの梅園で、紅梅やしだれ梅など、約40種400本もの梅が見られるのだそうです。
今年は、2月18日(日)~3月18日(日)に「石山寺 梅つくし」が開催され、境内で100点以上の
盆梅が見られるほか、抽選で福梅が貰えるとのこと。ぜひ、訪れてみてくださいね。

また、平安時代には、清水寺・長谷寺とともに三観音といわれ、平安貴族の女性の間で「石山詣」が
大流行しました。紫式部や清少納言、和泉式部など、石山寺について書いた女流作家も多く、
紫式部は、石山寺で十五夜の月に感動して「源氏物語」の構想を思いついたと伝えられています。

毎年、春と秋には、紫式部にちなんだ展示も行われていますが、
3月18日(日)~6月30日(土)には、2018年 春季 石山寺と紫式部展
「石山寺と百人一首 –源氏物語から藤原定家へ‐」が開催されますよ。

さらに、石山寺には建物や仏像、絵巻などたくさんの国宝や重要文化財があります。
本堂をはじめ、源頼朝が寄進したという日本最古の多宝塔も国宝に指定されていますよ。
また、高床式の”経蔵”があり、その下には「安産の腰掛石」があります。
この石に座ると安産になるといわれています。本当に、見どころ沢山ですよ~。

画像2: 梅の名所、第十三番札所「石山寺」


さて、西国三十三所の草創1300年記念事業として、特別拝観が行われていますが、
石山寺では、2月18日(火)~4月18日(水)、重要文化財の「維摩居士像」が特別公開されます。
こちらもぜひチェックしてみてください。

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