画像1: 第33番札所「谷汲山 華厳寺」をご紹介しました

今週は、ついに最後のお札所! 岐阜県にある第33番「谷汲山 華厳寺」をご紹介しました。
創建は798年。ご本尊は十一面観音菩薩で、華厳経が写されていたことから「華厳寺」という
名前になったそうです。

西国三十三所の最終札所となったのは、花山法皇が満願成就の寺と定めた986年。
巡礼を終えた花山法皇が、笈摺(おいずる)と杖、三首のご詠歌を納めたことから、
笈摺堂に、笈摺や金剛杖などを納める習慣ができました。
3首のご詠歌は、過去・現在・未来にちなんでいて、過去は満願堂、現在は本堂、
未来は笈摺堂を表しているそう。御朱印もちゃんと3つあるんですよ。

本堂の床下を一周する「戒壇めぐり」(100円)では、真っ暗闇で何も見えないなかを手探りで
進み、ご本尊の真下にある錠前に触れたら願いが叶うとされているます。お参りの際は、ぜひ
チャレンジしてみたいですね。

画像2: 第33番札所「谷汲山 華厳寺」をご紹介しました

本堂の2本の柱には、「精進落しの鯉」と呼ばれる青銅製の鯉のレリーフが打ち付けられています。
参詣を終えた巡礼者がこの鯉に触れることで精進の日々から俗世に戻るという満願の証。
こちらも忘れずに、触ってくださいね。

華厳寺は紅葉の名所としても有名ですので、これからの季節はとってもおすすめ。
11月11日(日)には、紅葉まつりも開催されるそうですよ。

西国三十三所草創1300年記念 秋の特別拝観

11月1日(木)~15日(木)まで、寺宝「大日如来像」特別拝観

This article is a sponsored article by
''.