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画像: 第17番札所「補陀落山 六波羅蜜寺」をご紹介しました

京都国立博物館で開催予定の西国三十三所 草創1300年記念 特別展「聖地をたずねて-西国三十三所の信仰と至宝-」に合わせて、六波羅蜜寺と清水寺を巡るコースをご紹介しました。
※4月8日現在、新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため特別展の開催が当面、延期となりました。詳しくはウェブサイトをご確認ください。

今週は第17番札所「補陀落山 六波羅蜜寺」をご紹介しました。951年に「市の聖」と呼ばれる空也上人が開いたと伝えられています。当時、京都に疫病が大流行し、村上天皇が病魔を退散させるよう空也上人に命じました。そこで上人は自ら刻んだ十一面観音像を車に乗せて、都を行脚したそうです。念仏を唱えながら観音様に備えた昆布と梅入りの「皇服茶」を病人に飲ませ、病気を鎮静化させたといます。病気で亡くなった人の供養のためにお堂を建て、その十一面観音像を安置したのが、六波羅蜜寺の始まりと言われています。

空也作と伝わる秘仏・ご本尊十一面観音像は国宝に指定されていて、12年に一度、辰の年にご開帳されています。次回は2024年の予定です。宝物館に展示されている「空也上人立像」は、運慶の四男・康勝が制作したもので、上人の口から6体の阿弥陀仏が現れたという伝承を再現しています。

なお、5月31日(日)に予定されていました月参り巡礼は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、延期となっています。その他、新型コロナウイルスの影響による変更は、「西国三十三所 巡礼の旅」ウェブサイトや「西国三十三所 草創1300年」Facebookをご確認ください。

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