画像: 第7番札所「東光山 龍蓋寺(岡寺)」をご紹介しました

今週は厄よけで有名な奈良の「岡寺」さんをご紹介しました!

正式名称は、「東光山 龍蓋寺」。飛鳥時代の663年に、義淵(ぎえん)僧正が天智天皇から草壁皇子が住んでいた“岡宮”を譲り受け、建立したと伝わっています。“岡宮”の地名から、“岡寺”と呼ばれるようになったんですね!

村の農民たちを苦しめていた龍を、義淵僧正がその法力で池に閉じ込め蓋をしたという伝説から。その後、龍は改心して、今も本堂前に「龍蓋池」に眠っているとされています。

ご本尊は「如意輪観音坐像」で、高さ4.85メートル。現存している塑像(=土でできた像)としては、日本最大とされています。奈良時代末期に、義淵僧正の弟子筋にあたる弘法大師が造ったもので、仏教伝来のルートである“インド・中国・日本”の3か国の土を使って造られたそうで、どこかオリエンタルな雰囲気が漂っていますよね。ちなみに、それまで本尊とされてきた「金銅如意輪観世音菩薩 半跏思惟像」(重要文化財)が胎内に納められ、本尊とされたそうです。
古くから厄除け観音として信仰されていて、鎌倉時代初期に成立した歴史物語『水鏡』によると、当時すでに厄年の2月初午の日に岡寺へ参る風習が定着していたことが分かります。そのことから、日本最初の厄よけ霊場と言われているんですね。

http://www.okadera3307.com/

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