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画像: 花まつり&第11番札所「醍醐寺」をご紹介しました

4月8日は観音様のお誕生日!

旧暦の4月8日は、お釈迦様の誕生日。一般には「花まつり」と呼ばれています。ほかにも、「灌仏会」、「仏生会」、「降誕会」など、さまざまな呼び方があるそうですよ。
花まつりでは、誕生仏を花で飾った小さなお堂(花御堂)の中に置き、甘茶をかける習慣があります。「アマチャ」というのは、ヤマアジサイの甘味変種で、若葉を蒸して揉み、乾燥させたものを
煎じたものが「甘茶」なのだそう。お釈迦さまが生まれたとき、九頭の竜が天から芳しい甘露を吐いて産湯を満たしたという伝承より、花まつりに甘茶をかけるようになったのだそうです。江戸時代までは、甘茶ではなく五色水と呼ばれる香水が使われていたそうですよ。

第十一番札所「醍醐寺」

醍醐寺は、古くから霊山とされる醍醐山全体が敷地になっていて、山頂一帯を上醍醐、山裾を下醍醐といいます。平安時代の874年、弘法大師の孫弟子にあたる「理源大師・聖宝」が修行中に山上で霊泉「醍醐水」を発見し、准胝観音と如意輪観音を祀ったことがはじまりと伝えられています。札所のご本尊は、この准胝観世音菩薩です。今も「醍醐水」はこんこんと湧き出しており、実際に飲むこともできます。

准胝観世音菩薩は「清浄」と「母性」を象徴していることから、子授けや安産のご利益がある観音様として信仰されています。もともとは、上醍醐にあった「准胝堂」に祀られていたのですが、2008年の落雷により、お堂が焼失してしまいました。現在は、下醍醐の「観音堂」に安置されており、毎年5月18日を中心とした1週間(5月15日~21日)にわたり、御開帳されます。なお、納経の受付は、下醍醐の観音堂納経所にて行われています。

枝垂れ桜やソメイヨシノ、山桜、八重桜など、たくさんの桜が順番に咲き誇る醍醐寺。豊臣秀吉は1598年に「醍醐の花見」といわれる空前絶後の花見を開催しました。息子・秀頼や正室の北政所、側室の淀殿をはじめ、総勢1300名を招いての盛大な宴会ともいわれています。なお、秀吉はその年の夏に、伏見城にて生涯に幕を下ろしたため、楽しみにしていた 紅葉狩りは実現しなかったと言われています。

「醍醐の花見」会場となった「三宝院庭園」は、秀吉が花見をするにあたって、自ら設計したもの。国の特別史跡・特別名勝に指定されていますよ。毎年4月の第二日曜日に「豊太閤花見行列」が行われていますが、今年は新型コロナウイルスの影響で、開催中止となっています。
また、4月11日(日)まで「春の夜間特別拝観~さくらさく夜の祈り~」が開催中です。事前予約制ですが、もしかしたら空きがあるかも?なので、ウェブサイトにてご確認ください。

准胝観世音菩薩のご真言 : おん しゃれい それい そんでい そわか

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