画像: 第24番札所「紫雲山 中山寺」をご紹介しました

718年に奈良・長谷寺の徳道上人が西国三十三所をスタートさせましたが、なかなか世の中に広まらず宝印を中山寺の石の櫃に埋めたと言われています。それからおよそ270年後、花山法皇がご宝印を見つけ出し、西国巡礼を復活させたと伝わっています。

ご本尊は秘仏「十一面観世音菩薩立像」。国の重要文化財に指定されており、毎月18日に御開帳されています。古代インドの王妃・シューリーマーラー(勝鬘夫人)をモデルにして平安時代に造られたものと伝えられており、どこか異国的な雰囲気が漂う観音様です。脇侍にも十一面観音菩薩がお祭りされ、合わせて33面となります。

毎年節分の日(今年は2月3日)には、「星祭節分会 除災招福豆まき式」が行われています。古くから伝わる「追儺式」をアレンジした宝塚歌劇団生による音楽法会や豆まきが有名ですが、ここ数年は宝塚歌劇団生・ゲストの参加はありませんが、鬼やらいと法会が実施されました。今年の開催については、WEBサイトでご確認ください。

十一面観世音菩薩のご真言 『おんまか きゃろにきゃ そわか』

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