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各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」

今月は、京都府京都市にあります
“同志社大学 今出川校地”におじゃましています!
お話を伺うのは…

同志社大学 理工学部化学 システム創成工学科 3年 大山夏奈さんです。

先週から引き続き、ASUVID京田辺からのご出演となります。

さまざまなボランティアに取り組まれていますが、
特に大山さんが関わりの深い活動はありますか?

私は、“スタディサポート”という活動に取り組んでいます。
活動内容としては、京田辺近隣の小学生から高校生くらいまでの
子どもたちに勉強を教えるという活動です。

まさに、スタディサポート、ですね。
活動のきっかけはなんだったのでしょうか?

大きくは、“貧困の連鎖”を断ち切るという目標があります。
“貧困の連鎖”とは、親の収入が低い場合に、
塾へ通うなど十分な教育を受けられず、
進学や就職で不利となり、
高収入が望めるような職業に就職できず、
子ども世代がまた貧困になり・・・という、
貧困状態の連鎖をいいます。
実際に、近年のデータでは、生活保護世帯の子どもたちは、
およそ35%しか大学に通えていません。

SDGsの目標にも「貧困をなくそう」や「質の高い教育をみんなに」
という項目がありますが、
この連鎖は、家庭という単位から、
貧しい国に生きる人々、国家という単位まで、
世界中で問題になっていますよね。
どのような形で勉強を教えているんですか?

新田辺駅からほど近い場所をお借りして火金の週に2日、
一時間半の活動を行っています。
現在、大学生3人に対して生徒は4~6人ほどが参加しています。
生徒の参加は強制ではなく、参加できる曜日時間に来てもらっています。
また、一般的な塾のように勉強のみのサポートではなく、
最近学校であったことなどの話をして、
生徒にとって家でも学校でもない居場所づくりを心掛けています。

条件はありますが、無料で参加することができます。
京田辺市役所に書類を申請してもらい、NPO法人IVUSAを通じて
参加初日の日程調整を行う形になっています。

画像2: 3/19(日)「マクセル meets カレッジナレッジ」

家庭の事情で塾などに参加できない子どもたちが、
費用もかからず勉強を教えてもらえる。
この活動が貧困の連鎖を断ち切るきっかけになればいいですね。

来週も大山夏奈さんにお話しをお聞きします。
お楽しみに〜!!

番組の情報や収録の模様は、
カレナレ公式ツイッターでアップされています

今週の放送はradikoタイムフリーでも聴くことができます。

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