各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」
今月は、和歌山県和歌山市にあります
「和歌山大学」におじゃましています!
お話を伺うのは、先週に引き続き…
和歌山大学 観光学部観光学科 3 年
佐野穂奈美さんです。
佐野さんは、サステナブルツーリズムに取り組まれているとのことですが、
先日実習にも参加されたそうですね。
きっかけは、プリシアリゾートヨロンを運営するスターリゾート株式会社の
宇田川悟さんの公演授業に参加したことがきっかけでした。
その中で新しいホテル業界のキャリア設計やサステナブルな取り組み、
地域に愛されるホテルづくりを目標にされているというお話を聞き、
実際にホテルのサステナブルな取り組みについて学びた いと感じました。
公演のあと、直接宇田川さんにお声がけをさせていただいたところ、
快く引き受けてくださり、サステナブルな視点からの
インターンシップに参加することになりました。
お話を聞いて、すぐに行動に移されたんですね。
チャンスだと思ったので!(笑)
そして、今年の 2 月に参加しました。
参加するにあたって、SDGs について初心者だったので、
観光にまつわる SDGs について学んだり、
他ホテルの食品ロスに関する取り組みについても調べたりしました。
実際に参加されてみて、見つかった発見や学べたことはありましたか?
凄くたくさんあって、
今回の訪問でサステナブルな観光についての枠組みはあるけど、
土地ごとに何が実現可能で何を優 先して行うべきか異なることがわかりました。
土地があまりない場所や、例えば風が中々吹かないところで
風力発電を行うことは不可能だけれど、
逆に農家がたくさんあるから地産地消に力をいれ、
CO 2排出量削減に取り組むことは可能であるように、
その土地ごとのガイドラインが必要なのではと考えました。
また、プリシアリゾートヨロンのような雇用の場があることで
地域の交流を増やすことができると考えました。
そして、実際に現場に行って生の声を実際に聞くことが刺激になり
非常に学びになりました。今後の研究活動でも生の声と実践を大切にしていきます。
佐野さんの取り組みで出来上がったガイドラインで、
観光業がより良い発展に繋がるといいですね。
佐野さん、2週間にわたってありがとうございました!