各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」
今月は、和歌山県和歌山市にあります
「和歌山大学」におじゃましています!
お話を伺うのは、
和歌山大学 観光学部観光学科 3 年
野田和貴さんです。
野田さんは、先週までご出演いただいた佐野さんと同じく、
サステナブルツーリズムに取り組む
加藤久美教授のゼミに参加されているそうですが、
参加されたきっかけは何だったんですか?
きっかけは、加藤教授から募集のあった
大阪大学主催の福島環境放射線実習に参加したことでした。
昨年夏にあったこの実習では、福島第一原発や未だ
帰宅困難地域のある浜通り地区を訪れ、
原発視察や帰宅困難地域における放射線測定を行いました。
実際に現地へ行かれてどう感じられましたか?
震災から10年以上が経過し、自分の中で復興は終わったものだと思い込んでいましたが、
震災当時からまるで時が止まったような街の姿を見て衝撃を受けました。
また、大学・学部・文理・学年が異なる学生達と共に、
大学生である私達が福島の復興について出来る事についてのディスカッションを行いました。
僕自身は観光の面から、ある方は物理学の視点から、ある方は法律からなど、
色々な意見を聞くことができて、大きな経験となりました。
この活動を通してもっと深く学びたいと思い、加藤教授のゼミに参加しました。
ゼミへの正式な参加はこの4月から、
とのことなのですが、他にもすでに様々な活動に
取り組まれているそうですね!
ゼミとしての活動ではありませんが、昨年末には加藤教授にお誘いいただき、
鹿児島県与論島での日本版持続可能な観光ガイドラインに関する調査にも参加しました。
日本版持続可能なガイドラインとは持続可能な観光を推進するために、
各自治体が現状どのような取り組みをしているのかを知るための観光指標です。
昨年末の調査では島内にある飲食店を訪れ、
環境に優しい取り組みを実施しているか等の調査を行いました。
与論島では環境に優しい取り組みをしているお店が多くて驚きました!!
来週も引き続き野田さんからお話をお伺いします。