各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」
FM大阪と、TOKYO FMの2局ネットでお送りしています。
今回は、東京都千代田区にあります“上智大学”におじゃましています。
お話を伺うのは…
上智大学 総合グローバル学科3年
郡 ひかるさんです!
郡さんの取り組まれている活動にについて教えてください。
私は、先週まで出演させていただいた金と同じく、
キャンパスのメインユーザーである学生が実際に大学の職員として働き、
キャンパスを使っている中で気づいたことや問題意識を感じていることに関して
大学の運営部署・学生同士が協力してSDGsを意識して改善に取り組む
“上智学院サステナビリティ推進本部”に学生職員として参加しています。
郡さんは、どのような役割を担われているのですか?
私はキャンパス環境改善チームで、SDGsを意識したキャンパスづくりを推進しています。
最近では、SDGsを意識した家具やイベントを取り入れた中庭のリニューアルであったり
体が不自由な人が優先的にエレベータを使えるように呼び掛ける啓発ポスターの作成など、
ハードとソフトの両面から誰にとっても使いやすいキャンパス環境を
目指して改善に取り組んでいます。
どのような部分でSDGsを意識されたんですか?
中庭では、再生木材を使用したベンチや、
災害時に炊き出し用かまどとして利用できる「かまどベンチ」、
廃棄されるゴミから作られた「アップサイクルソファ」などを設置しました。
また、芝生スペースに多様性を表現するために
大小さまざまな形や色の「ソフトスツール」を設置しました。
ほかにも、すべての人が無理のないような姿勢で
ガーデニングを楽しむことができるような「レイズドガーデンベッド」の設置しました。
このように誰にとっても利用しやすく、
そして環境にとっても優しい空間を実現する点でSDGsを意識しました。
学生主体、ということで、家具選定には苦労されたんじゃないですか?
価格面はもちろん、使用するにあたっての安全性や耐久性など条件が多く、
空間デザインを担当している企業から協力もいただきましたが、とても苦労しました。
また、誰にとっても使いやすい空間を目指していたこともあり、
学生のニーズにこたえられるような家具を選ぶ点に苦労しました。
ですが、SDGsを実際に学生が使用する家具や場所という空間を通じて
発信できる空間となり大変良い中庭になったと思います。
苦労されただけに、喜びもひとしおですよね。
さて、今日はここまでです。
来週も引き続き、郡さんからお話を伺います。
ありがとうございました。