「トレンドラボ」のコーナー、水曜日のテーマは「ヘルスケア」です。
第1週 水曜日のテーマは「薬膳」。
薬膳料理家の大原レミさんに、おうちでできる”薬膳レシピ”を紹介していただきます。
今回のレシピは・・・「えびと鶏の水餃子」

11月の薬膳のおはなしと食材について
朝晩の冷え込みが強くなり、いよいよ本格的な冬支度を始めたい頃。
寒さに順応していくためには、エネルギーばかりでなく血液も消耗していくので、
貧血気味の方は特に気をつけたい時期です。
乾燥からくるのぼせやイライラ・倦怠感なども出やすく
風邪をひきやすい季節でもあるので、
メンタルの不調を改善するためにも、
食事でしっかりと身体に潤いとエネルギーを補給しましょう。
今月のレシピには旬の食材のえび、生姜、ニラ。えびは、
血行を良くして身体を温め足腰の冷えをとるのにも最適です。
同じく身体を温めて冷えをとるのに優れている生姜は、
殺菌力も高く風邪をひきやすい季節に欠かせない食材のひとつ。
ニラは体内の余分な水分を発散させ、胃腸のはたらきを高めて消化を良くします。
旬の食材にプラスしたのは鶏肉。気力と体力を補い、胃のはたらきを活性化させて
疲労回復にもおすすめの食材です。
「えびと鶏の水餃子」の作り方♪
「えびと鶏の水餃子」【材料】(20個分)
えび…150g
鶏ひき肉…100g
塩…少々
Aしょうゆ…大さじ1
A酒…大さじ1
Aごま油…大さじ1
A生姜(おろし)…小さじ1
A片栗粉…小さじ2
餃子の皮…20枚
【ニラダレ】
ニラ…3~4本
生姜(みじん切り)…大さじ1
しょうゆ…大さじ2
酢…大さじ1
ごま油…小さじ1

① えびは殻をむき、あれば尾と背ワタを取り除いて包丁でざく切りにする。
ニラと生姜はみじん切りにしてボウルに入れ、
酢・しょうゆ・ごま油を合わせて混ぜ合わせておく。(ニラダレ)
②別のボウルにえびと鶏ひき肉を入れ、
塩を振って粘りがでるまでにぎるように揉み混ぜ、
Aの調味料を加えてさらに混ぜ合わせる。
③餃子の皮に②を少しのせて、皮のふちをさっと濡らして半分に折り畳み
中央にひだを寄せてしっかりと閉じる。
④鍋に湯を沸かし、③をそっと入れて再度沸騰してから3~4分ほど茹でる。
(浮いてくるのが目安)ザルなどで水気を切る。
⑤器に盛り付け、ニラダレを回しかける。

【POINT!】
◎餃子の皮はしばらく常温に戻しておくと皮が柔らかくなって包みやすいです。
◎えびはあまり細かく切りすぎないのがプリプリ食感になる秘訣です。
鶏ひき肉をまとわせるように混ぜるのがポイント。
◎お好みでラー油をかけたり、ニラダレに豆板醤などを加えるとピリ辛になっておいしいです。
◎ニラダレは多めに作っておいて、蒸し鶏や湯豆腐などにかけるもオススメです。