「トレンドラボ」のコーナー、水曜日のテーマは「ヘルスケア」です。
第1週 水曜日のテーマは「薬膳」。
薬膳料理家の大原レミさんに、おうちでできる”薬膳レシピ”を紹介していただきます。
今回のレシピは・・・「わかめと牛肉のスープ」

画像: 12月4日(水)「トレンドラボ」…大原レミさんの薬膳レシピ‼

12月の薬膳のおはなしと食材について

いよいよ本格的な冬が到来。薬膳の考え方では、「腎」が弱りやすい季節です。
「腎」とは内臓の腎臓だけでなく、人の成長や発育の機能を司り、
「腎」が弱ると足腰が弱りやすく、 トイレが近くなったり、
不妊症の原因になったり、さらに子どもの成長に大きく関わる臓器です。

「腎」をケアするのにおすすめなのは黒い食材と海の食材。
黒の食材は黒ごま、黒豆、黒酢、黒砂糖、椎茸、舞茸、ごぼう、黒木耳など。
海の食材はわかめやひじきなどの海藻類、
牡蠣、はまぐり、あさり、ほたてなどの貝類、すっぽん、なまこなど。

今月のレシピ「わかめと牛肉のスープ」には、
腎のエネルギーを補う黒の食材・わかめを主役に、
風邪を吹き飛ばす白ねぎ、身体を温めるにんにく、そして骨や筋肉を強くし、
血を増やしてエネルギーを補う牛肉を使っています。

師走の忙しさも重なり、疲れやストレスがたまりやすい時期、
食養生でしっかりとエネルギーを補給しましょう。

おしず家ではお子さんたちと、「風邪ひかないスープ」と命名したそうです♪

「わかめと牛肉のスープ」の作り方♪

「わかめと牛肉のスープ」 【材料】(4人分)
わかめ(戻して水気を絞ったもの)…300g
白ねぎ…1本
にんにく…3~4かけ
ごま油…大さじ1
牛肉(小間切れ)…100g
出汁(いりこ、昆布などお好みで)…1リットル
酒…大さじ2
しょうゆ…大さじ1
塩…適量

① わかめは水で戻して食べやすい大きさに切り、白ねぎは斜め薄切り、
 にんにくはみじん切りにする。
② 鍋にごま油を入れて中火で熱し、にんにく・白ねぎ・牛肉・わかめを入れて炒める。
③ 牛肉に火が通れば出汁・酒・しょうゆを加え、煮立てば弱火にして約15分煮る。
④ 塩で味を調える

画像: 「わかめと牛肉のスープ」の作り方♪

【POINT!】
◎いりこ出汁をきちんととる場合は、いりこ40gの頭とはらわたをとって
 約3分ほどフライパンで乾煎りし、パチパチと音を立ててよい香りが立てば、
 鍋に入れ水1リットルと昆布6g加えて火にかけ、
 沸騰する前に昆布を取り出し中火で約5分煮だして火を止める。
 ザルなどで濾したらいりこ出汁の完成。
 (時間があれば、水に炒ったいりこと昆布を浸してひと晩
 以上冷蔵庫で寝かせるとよりおいしく仕上がる。その場合は水だしでOK!)
◎仕上げにはお好みでいりごま、こしょう、一味唐辛子などを振るのもオススメです

薬膳料理家 大原レミさんについて…

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