「トレンドラボ」のコーナー、水曜日のテーマは「ヘルスケア」です。
第1週 水曜日のテーマは「薬膳」。
薬膳料理家の大原レミさんに、おうちでできる”薬膳レシピ”を紹介していただきます。
今回のレシピは・・・「とうもろこし鶏団子ともやしのみそスープ」
6月の薬膳のおはなしと食材について
6月といえば梅雨。湿気が強まる季節は「湿邪(しつじゃ)」と言って、
湿気を体内に取り込み、余分な水分をため込んでしまうことで
胃腸トラブル、むくみ、だるさといった不調が起こりやすくなります。
今回はそんな不調をケアする「とうもろこし鶏団子ともやしのみそスープ」をご紹介します。
今が旬の【とうもろこし】は胃腸の働きを良くし、利尿作用も高いため、
むくみやだるさを取り除いてくれる食材。
【鶏肉】はお腹を温めて胃腸を元気に。【緑豆もやし】は余分な熱を冷まし、
水分の代謝をよくしてむくみを改善してくれます。【みそ】は免疫力がアップ!
冷えや夏バテ、疲労回復などにいいですよ。
体内に湿気をため込まないために「冷たいもの」や「甘いもの」の摂りすぎには注意。
適度に汗をかくと「湿」が外に出るので、軽い運動や入浴で巡りを良くしましょう。

「とうもろこし鶏団子ともやしのみそスープ」の作り方♪
「とうもろこし鶏団子ともやしのみそスープ」
【材料】(4人分)
とうもろこし…1本(約160g)
長ねぎ…1/2本
鶏ひき肉…300g
卵…1/2個
酒…大さじ1
みそ…大さじ1+小さじ1~2
おろし生姜…小さじ1
片栗粉…大さじ1
鶏がらスープの素…大さじ1
緑豆もやし…1袋(約200g)
青ねぎ…適量
すりごま…適量
①とうもろこしは芯から削ぐように粒を取り、長ねぎはみじん切りにする。
② ボウルに鶏ひき肉・卵・酒・みそ(大さじ1)・おろし生姜・片栗粉を入れて
しっかりと混ぜ合わせ、とうもろこしと長ねぎを加えてさらによく混ぜる。
③ 鍋に水800mlと鶏がらスープの素を入れて中火で熱し、ひと煮立ちすれば緑豆もやしを加え、
②の肉だねをスプーンでひと口大の大きさに成形しながら落としていく。
④ 鶏団子が浮いてきたらアクを取り除き、みそを加えて味を調える。
⑤ 器に盛り付け、青ねぎ(小口切り)とすりごまを振りかける。
【POINT!】
◎生のとうもろこしが手に入らない場合は、缶詰のものでも大丈夫です。
(その場合は水気をしっかりと切ってくださいね)
◎緑豆もやしは長いものは短く切っておくと食べやすいです。
◎使う鶏がらスープの素によって塩味が変わるので、
仕上げのみその量は味をみながら調整してください。