第20番札所「西山 善峯寺」をご紹介しました
平安中期の1029年に源算上人により創建されました。源算上人が47歳の時に小さなお堂を建て、自ら刻んだ千手観音を本尊として安置したと伝えられています。その後、後一条天皇から「良峯寺」の寺号を賜り、鎌倉時代に後鳥羽天皇より現在の「善峯寺」の宸額を賜ったことで寺号が改められました。
応仁の乱でお堂の大部分を焼失してしまいましたが、江戸時代に第5代将軍 徳川綱吉の生母である桂昌院の寄進によって再建されました。こちらの薬師如来は、桂昌院のお父さんから厚く信仰され、八百屋さんの娘だったといわれる桂昌院のシンデレラストーリーから、玉の輿や出世開運のご利益があるとも言われています。
善峯寺のご本尊は、...