第11番札所「上醍醐・准胝堂」をご紹介しました
世界遺産にも登録されている醍醐寺は、古くから霊山とされる醍醐山全体がお寺の敷地に
なっていて、山上を上醍醐、麓を下醍醐といいます。
平安時代の874年、弘法大師の孫弟子にあたる「理源大師・聖宝」が修行中に山上で
霊泉「醍醐水」を発見し、准胝観音と如意輪観音を祀ったことがはじまりと伝えられています。
札所のご本尊は、この准胝観世音菩薩です。
准胝観世音菩薩は「清浄」と「母性」を象徴していることから、子授けや安産のご利益がある
観音様として信仰されています。毎年5月15日~21日の1週間にわたり、ご開帳されています。
西国の札所になっているのは、上醍醐にある「准胝堂」なのですが、2008年に...