第32番札所「繖山 観音正寺」をご紹介しました
今週は「香り」をテーマに、香木で作られた観音様がいらっしゃる「観音正寺」をご紹介しました。
推古天皇の時代、605年に聖徳太子によって創建されたと伝えられています。
聖徳太子が近江の国を訪れたときに、琵琶湖で人魚に出会ったそう。
人魚は「私は前世で漁師であり、殺生をしてきたため、このような姿になりました。
繖山にお寺を建て、どうか私を成仏させてください」と、頼んだそうです。
聖徳太子は願いを聞き、自ら千手観音像を刻んでお寺を建てたといわれています。
実際に、“人魚のミイラ”が安置されていたそうで、今も写真が残っているそうですよ。
観音正寺は、1993年の火災で本堂とご本尊が焼失してしまい...