第32札所「繖山 観音正寺」をご紹介しました
琵琶湖の東にある標高433mの繖山の山頂に位置し、境内から蒲生野を一望できるという「観音正寺」。推古天皇の時代、605年に聖徳太子により創建されたと伝えられ、日本唯一の人魚伝説が残る寺院として知られています。
ご本尊は、千手千眼観世音菩薩坐像(常時開帳)。インド政府の特別な許可を得て輸入した「白檀」の原木を23トンも使い、仏師・松本明慶氏が彫ったものです。高さは6.3メートル、座高およそ3.5mという日本最大級の大きさを誇ります。
2022年~2025年(令和4年~7年)には、「聖徳太子1400年御遠忌大法会」が予定されます。その記念事業として、西国巡礼が最も盛んだった江戸時代の伽藍「観...