第30番札所「竹生島 宝厳寺」をご紹介しました
今週は第30番札所「竹生島 宝厳寺」。
竹生島は、昔から“神の島”とあがめられてきた島で、島に民家は1軒もなく、宝厳寺と都久須麻(つくぶすま)神社があり、神と仏が住む聖域とされています。
奈良時代の724年、聖武天皇が夢枕に立った天照大神のお告げにより、行基菩薩が弁財天を祀る堂塔を開基。その翌年には観音堂の建立を発案し、その後、千手観音が安置されました。
お寺のご本尊である“大弁才天”は、神奈川県の江ノ島や広島県の宮島と並ぶ“日本三弁財天”の一つ。秘仏で60年に一度、開帳されています。次回は2037年なので、まだまだ先ですね。
西国札所のご本尊は、千手千眼観世音菩薩で、観音堂にいらっしゃ...