第20番札所「西山 善峯寺」をご紹介しました!
平安時代中期の1029年、比叡山の恵心僧都(源信)の弟子である源算上人が開いたと伝わっています。源算上人が47歳の時、霊地を求めてこの山で出会った「阿智坂」という翁神のお告げを受けて、小さなお堂を建て、自ら刻んだ千手観世音菩薩像を奉安し、「阿智坂の法華院」として開いたのが始まりです。
1034年に、後一条天皇から鎮護国家の勅願所と定められ、「良峯寺」という寺号が与えられましたが、1192年に後鳥羽天皇より、「善」の字を使った「善峯寺」の寺額が与えられ、寺号が改められました。
1042年、後朱雀天皇が夢のお告げを受け、洛東にあった「鷲尾寺」から、仁弘法師が作った千手観世音菩薩を遷座され、ご...