「西国三十三所巡礼」とは? その歴史をご紹介しました!
今週は改めて西国三十三所巡礼について、歴史を中心にご紹介しました。
西国三十三所巡礼のはじまりは、閻魔大王がきっかけ⁉
養老2年(718年)、奈良県「長谷寺」の徳道上人が病で仮死状態となり、冥土で出会った閻魔大王から、33か所の観音霊場を開き、人々に観音菩薩の慈悲の心に触れる巡礼を勧めるようにいわれ、起請文と33の宝印を授かりました。
現世に戻った上人は、閻魔大王が選んだ33か所の霊場の礎を築き、人々に巡礼を広めようとしますが、なかなかうまく行かず、いまの兵庫県にある中山寺の石の櫃に宝印を納め機が熟すのを待つことに。そして約270年後、花山法皇がその宝印を見つけ出し、巡礼を復活させます。...