第7番「東光山 岡寺」をご紹介しました
奈良県明日香村の東にある「東光山 岡寺」は、飛鳥時代の663年に義淵僧正が建立。日本最初のやくよけ霊場としても知られています。古くから「岡寺」の名前で親しまれていますが、創建された時の寺号は「龍蓋寺(りゅうがいじ)」といいました。
ご本尊は「如意輪観音坐像」で、国の重要文化財に指定されています。高さは4.85メートルもあり、現存している塑像としては、日本最大。奈良時代末期に、弘法大師が造ったもので、 “インド・中国・日本”の3か国の土を使って造られたと伝えられています。通常、如意輪観音像は手が6本あることが多いんですが、岡寺の如意輪観音は、石山寺と同じく、二臂の如意輪観音です。
6月26...