各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」
9月は特別編!近畿
2府4県の大学よりサステナブルな活動を発信したいという
大学生・大学院生の方を募集しました。
いただいたご応募の中から…
今回は、先週に引き続き
同志社大学 文学部 3年
鎌込拓也さんにスタジオにお越しいただきました!
大学教科書のリユース・再利用を通じて、
国内の大学生への支援と、
途上国の子どもたちへの教育支援の両立を目指す団体
「STUDY FOR TWO」同志社大学支部代表を務めています。
よろしくお願いします。

寄付をされる開発途上国には、どんな国々があるんですか?
これまで、ラオス、バングラデシュ、ネパール、タンザニアへ教育支援を行ってきました。
支援先の国は、団体内の支援先調査という部門が決定しています。
今年度支援しているタンザニアでは、増加する生徒に対しての教師不足、
スワヒリ語から英語への使用言語の切り替わり、男女格差が問題になっています。
国連や世界銀行の統計を使用し、教育データや現地の状況を他の国と比較したうえで、
もっとも支援の必要があると判断しました。
実際にこういった国々を訪れられたことはありますか?
実は、僕自身はまだ訪れたことがありません。
支援先を訪問する「スタディーツアー」という機会があるのですが、
コロナ禍により、ここ数年実施できていないんです。
現地の様子を実際に見ることで、支援が本当に役に立っているかを
確かめることが目的で、支援している子どもの家庭を訪れてお話を聞いたり、
授業の見学をしたりしていました。
来年以降復活できるかもしれないので、僕もこの目で見てみたいと考えています。
自分の活動が実際にどのような形で実現されているのか見てみたいですよね。
そこから新たに生まれる取り組みもあるかもしれません。
それでは最後に、鎌込さんがこの活動を通して感じたことを教えてください。
僕は「STUDY FOR TWO」で活動する中で、
「人とのつながり」を今まで以上に感じるようになりました。
支部で一緒に活動するメンバーをはじめとする同志社大学の学生はもちろんですが、
全国の大学生と関わりをもつことができたことはとても大きいです。
バックグラウンドや価値観が異なるメンバーと接することで、
新しい発見ができたり、日々刺激をもらったりしています。
この魅力を 1 人でも多くの大学生に感じてもらいたいですね。
活動して終わりではなく、多方面にわたる支援が可能な
win-winのボランティア活動。
このような形は汎用性も高く、今後この輪がより広がるといいですね。
鎌込さん、2週間にわたってありがとうございました!